大学院で取得可能な資格

 

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理学修士

博士前期課程(標準年限2年)を修了すると理学修士号が与えられます。情報系の修士号取得者はIT企業では優遇されていて、例えば入社後に希望の職種や分野に配属される可能性が高いようです。給与も学部卒に比べて若干高額です。将来独立したり転職する場合も有利になると思われます。

修士号取得者は博士号を出す博士後期課程の入学資格があります。また、当専攻では修士号取得者は4年以上経過すると論文博士の申請資格が与えられます。従って将来博士号を取得しようとしている人には有利な資格です。

博士(理学)

博士号は当該の学問分野で顕著な業績を挙げてその分野についての高い見識を持っている人に与えられます。

最近は大学の研究者になるには必修の資格になっています。企業でも先端的技術者や研究者には博士号を持っている人が次第に増えています。最近では大学の付属高校などから高校教員でも博士号を持っている人が増えていると思われます。

海外では技術系の企業の幹部には博士号を持っている人が多いと言われています。その人達と対等の交流を行うため、対応する日本企業の幹部も博士号の所持が望ましいという声を聞きます。技術者と交流する最近では技術系の企業の幹部は博士号を持っている人が次第に増えています。世界企業で活躍しようとしている人には博士号は望ましい資格と思われます。

当部門では博士後期課程に入学して所定の条件(原則として3年以上在学して、雑誌論文を2編以上発表)を充足すると博士号を取得する事が出来ます。博士後期課程に入学しない人でも当研究科では所定の条件(雑誌論文2編以上、など)を充足すると論文博士の学位を取得する事が出来ます。この条件を充足するには修士課程を修了していると有利です。

情報科教員専修免許 

情報科免許(高校)を持っている人は、所定の授業を修得すると、比較的楽に情報科専修免許を取得可能です。

将来、校長や教頭に昇進する際に有利な資格と言われています。

情報科免許を持っていない人も、文理学部科目等履修生になって新たに情報科専修免許を取得することが可能です。当ゼミナールでは1名この方法で情報科専修免許を取得しました(2007.3修了者)。

数学科教員専修免許免許

数学科教員免許を持っている人は、情報科学部門と基礎数理部門の所定の科目を履修することにより数学科専修免許を取得可能です。現在までに3名がこの方法で数学科専修免許を取得しました。