大学院ゼミナール活動概要

 

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活動内容

大学院ゼミナールは、以下の3つの分野で活動します。

(1)研究による実績と研究能力の獲得、

(2)学界活動による社会的能力の獲得と専門家コミュニティへの参加

(3)卒業研究指導と授業補助による指導能力の育成

これらの能力の多くは若い時代でしか獲得が困難です。このゼミナールではその特権を活かして最大限に能力獲得を目指します。

指導能力の育成

大学院修了者は企業社会や学界で指導的立場に立つ事が求められています。大学院ゼミナールで専門知識を持った卒研生の卒業研究を指導する事を通じて、指導的立場に立つためのコミュニケーション能力と見識を身につけることが出来ます。この立場は指導教員とゼミナールOBによる支援と卒研生自身の同意により支えられており、大学院ゼミナール以外の場所では得難い立場です。

学界活動による社会的能力の獲得と専門家コミュニティへの参加 

学会での発表は質疑応答や自由時間の交流により同格の研究者たちとの交流を誘発します。国際学会で発表する人は世界の一線の研究者と直接話す機会が得られます。そのような交流を繰り返すことにより専門家たちの作るコミュニティに参加する事が出来ます。そのような人脈は修了後に専門家として活動する時に助けになります。

研究による実績と研究能力の獲得

大学院ゼミナールの一番の使命は高度に専門的な学術的能力を身につけることです。そのための方法は大きく分けると二つあり、一つは研究指導型といわれる研究業績を挙げて研究能力を身につけるタイプで、もう一つは単位型といわれる高度の授業を受けることで学術知識を身につけるタイプです。総合基礎科学研究科は研究指導型で、実際に研究を実践して体験することで研究能力を身につけます。そのためにもっとも効果的な方法は、指導教員を中心とした国際学会レベルの共同研究に参加して研究を行い国際学会で英語で講演する事と考えます。その作業を通じて最新の学術的知識や最新のプレゼンテーション方法など学術的能力を構成する研究業績以外の能力を身につけることも可能です。

履修者ガイド