大学院修士課程研究テーマ

このページでは修士課程の研究内容について説明をします。

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修士論文のテーマは純粋の理論的研究または、理論を取り入れたソフトウェアモデルの構築、モデルを取り入れたソフトウェア実装や規格開発などに限定します.

原則として、修士論文のテーマは、学生本人の希望とその時点の研究室の方針とを刷りあわせて決定します.テーマ決定に際しては、研究の到達可能性を重視します.すなわち、研究成果が学会で発表可能かどうかが重要な基準となります.修士課程修了のための目安は、電子情報通信学会または情報処理学会の研究会で発表する事です.

従って、その時点の研究室の研究テーマに沿った研究の中で、2年間で実現可能な研究を実施していただきます.

修士課程学生の研究テーマとしては次のようなものを予定しています.

  • 図形のグラフモデル
  • 格子モデルによる図形処理システム
  • 格子モデルによる表言語処理システム

国際学会発表レベルまで到達した場合は、発表後に雑誌論文に仕上げたり発表後も長期間に亘って研究成果を監視する作業が付随します。学会発表だけして雑誌論文に仕上げなかったり海外の研究者からの問い合わせに対処しないと学会に迷惑がかかります。

従って、研究支援により国際学会発表レベルまで到達した場合は、将来に亘って研究活動を継続する事を、研究支援継続の条件とします。将来に亘る研究活動の継続が保証できない場合は、そのテーマの研究支援を停止して、規格作成や例題作成などの、将来に亘る研究継続を必要としないテーマに切り替えていただくことがあります。